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お知らせ

2020年度 結果発表!

be Orange(認知症まちづくり基金)2020の助成先が下記4プロジェクトに決定いたしました!!

採択プロジェクト

認知症まちづくり基金の助成先は次のプロジェクトです!!
A-2】記憶とつなぐ、私がいる今の世界
C-3】みんなに優しいお買い物プロジェクト
C-4】ウィッシュカードで新しい生活様式を!
E-2】らんらんカフェ ハイブリッド

投票結果

一般投票:投票数の多かったものから上位5プロジェクトに50〜10ポイント。
選考委員投票:各委員に、上位3プロジェクトを選び、上位から順に30、20、10ポイント。
それぞれの点数を合計し、ポイントの高い上位4プロジェクトを採択しました。

プロジェクト名一般投票(ポイント数)選考委員投票合計合計
【A部門-01】ヒデ2野外ライブツアー2020000
【A部門-02】記憶とつなぐ、私がいる今の世界2080100
【B部門-01】地域の田畑開拓、野菜を作って地域に届け隊03030
【B部門-02】クリエイティブハウス“F”の挑戦000
【C部門-01】会えない時も地域をつなぐオンラインカフェ02020
【C部門-02】ペットと共に町の安全パトロール000
【C部門-03】みんなに優しいお買い物プロジェクト108090
【C部門-04】ウィッシュカードで新しい生活様式を!306090
【C部門-05】多様な立場や職種で支える認知症まちづくり40040
【C部門-06】D-PHOTO project01010
【C部門-07】花タスキ~共生の輪を広げる活動~000
【C部門-08】ハイブリットオレンジカフェ000
【E部門-01】この子たちは、私たちの手ですくいたい01010
【E部門-02】らんらんカフェ ハイブリッド50050
【E部門-03】みんなで、おもっせー場所つくろっさ!01010

be Orange 2020 選考委員一覧

■井出 訓(放送大学教授/NPO法人認知症フレンドシップクラブ理事長)
■岡田 誠(一般社団法人認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(DFJI)共同代表理事/富士通株式会社フィールド・イノベーション本部フィールド・イノベーター)
■丹野 智文(おれんじドア代表)
■堀田 聰子(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科教授/ 認知症未来共創ハブ 代表)
■宮崎 直人(有限会社グッドライフ/一般社団法人北海道認知症グループホーム協会会長)

選考委員からの応援メッセージ

A-2】記憶とつなぐ、私がいる今の世界
・本人を中心に据えながら、世界への発信につなげていくことを目指している点がとてもDFCらしいと思います。計画や費用の妥当性も高く、具体的な成果やインパクトの可能性を強く感じます。最近は翻訳の自動化も実用的な段階に入りつつあります。活動をチームとして行うことで、日本の人たちだけではなく、世界の人たちに向けて発信をされてみるのもとてもよいのではないかと思います。この活動を通して世界の誰かの行動が変化したとすれば、こんなに素晴らしいことはありません。
・当事者からの情報発信とそれをつうじた仲間とのつながり、実現を楽しみにしています!!

【C-3】みんなに優しいお買い物プロジェクト
・買い物に関する取り組みは、これからの重要課題だと思います。更なる工夫と発展を希望します。
・時代の要請を受けた提案だと思います。一方で、提案がやや一般論に読めてしまう気もしました。実施にあたっては、DFCらしさの部分をさらにもう一歩踏み込んで考えていただくとともに、誰とどんな風にやるのかといった計画をより具体的に考えてください。そうすれば本当によい取組みにつながると思います。

【C-4】ウィッシュカードで新しい生活様式を!
・本人と地域を具体的につなぐためのDFCらしい素晴らしい取組みの提案と感じます。計画や費用の妥当性も高く、地域との関係性の中で具体性を増している点も高く評価できると思いました。こんなウィッシュがこんなことにつながったという事例をたくさん蓄積し、SNSなども活用しながら発信していただければと思います。その結果、同じような取組が日本のあちこちで起きていけば、こんなに素晴らしいことはありません。そしてそれはDFCの設立当初からの理念や目標とも強くつながる取組みです。
・想いをまず「ウィッシュカード」として見える化してつなぐ、各地の参考になりそうです。

【E-2】らんらんカフェ ハイブリッド
・良い取組みをされているのだと思います。ただ、その良さと特徴が提案の中では十分に読み取りにくい部分があり、他の地域で行われていることとの違いがわかりづらい面があったかもしれません。ぜひ今後も活動を継続し、物語として他の人にもわかりやすいものを引き続き作っていってください。取組まれている課題はすべての地域に共通であり、その答えはあらゆる場所で求められているものだと思いますので。

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