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【A-02】記憶とつなぐ、私がいる今の世界

1 応募部門
A部門(認知症の人自身による活動や発信)

2 応募主体(団体名もしくは、個人名/所属先)
高齢者福祉施設西院 下坂 厚

3 プロジェクト名
記憶とつなぐ、私がいる今の世界

4 解決したい課題
私が認知症と診断され、ネットで認知症を調べると、そこには暗い世界しかありませんでした。ネットでも、当事者の声にすぐにアクセスすることができないのが現状です。また、認知症の情報は昔に比べると多くなりましたが、その情報の多くは、家族や支援者からの情報であり、当事者からの情報はまだまだ少ないです。もっともっと、オンラインでもオフラインでも、当事者からの情報にアクセスできる機会を増やしたいです。

5 プロジェクトの概要
私は、丹野智文さんの活動を知ることで、前向きになれました。そこで私も啓発活動をしてみようと思いました。私の得意な写真を活かして、SNSで発信できるのではないかと思い、Instagramなどで「#記憶とつなぐ」のハッシュタグで投稿を始めました。認知症の1年生である私にしか伝えることができないことや、外から見た認知症の世界ではなく、当事者から見た世界を皆さんに伝えることができたらと思っています。

SNSの利用は、認知症が他人事であった人にも目に留まるきっかけを作れると思いますし、アーカイブとして残すことができます。しかし、SNSでは届けられない人のために、フォトブックとして届けたいと思います。そして、より多くの人の目に触れることを目的に、クラウドファンディングを活用し、リターンとして、このフォトブックを図書館や認知症カフェなどに寄贈できる権を作りたいと思っています。

6 プロジェクトを実施することで見込まれる社会的インパクト
・認知症と診断されてから初めて得る認知症の情報を、認知症当事者がアップデートをする。
・オンライン(SNS)でもオフライン(フォトブック)としても、発信した情報をアーカイブとして残すことができる。
・クラウドファンディングを利用することで、私だけで情報を拡げるのではなく、全国みんなの力で拡げることができる。
・新型コロナウィルスに負けるのではなく、コロナ禍だからこそできる発信方法である。

7 プロジェクト全体の予算
100万円

8 本基金からの助成金の希望額(最大50万円)と使途
希望額:50万円
使途: フォトブック制作費として、人件費・会議費・デザイン料・製本など。

9 実施スケジュール
2020年
5月~ Instagramで「#記憶とつなぐ」で投稿開始
6月〜 フォトブックの打ち合わせ・作製
7月  なかまぁるショートフィルムコンテストに応募(Instagram・facebookに投稿)
2021年
3月   フォトブックのデザイン・原稿完成
4~5月 クラウドファンディング開始
6月〜  製本
7月〜  発送

10 関連情報や参照URL

インスタグラム
facebook
(#記憶とつなぐ)(#なかまぁるフレンドリー2020)  
 

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投票期間は 8/21(金)10:00~8/28(金)23:59 です。

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