【A-01】ヒデ２野外ライブツアー2020
１ 応募部門
Ａ部門（認知症の人自身による活動や発信）
２ 応募主体（団体名もしくは、個人名／所属先）
ヒデ2 (ヒデツー)
３ プロジェクト名
ヒデ２野外ライブツアー2020
４ 解決したい課題
認知症になると何もできなくなる、何もわからなくなるといった偏見は、一般の市民だけでなく介護医療の専門職のなかにも根強くあります。認知症が進行していてもできることがあります。目の前の症状にとらわれずに、当事者とともに歩み、できることを活かす支援が求められています。新型コロナウィルスの影響で発信の機会が少ない今だからこそ、当事者の方が発信し社会に笑顔と元気を届けたいと思っています。
５ プロジェクトの概要
57歳の時アルツハイマー型認知症の診断を受けた近藤英男(現在67歳）と認知症支援団体代表の稲田秀樹によるフォークデュオ「ヒデ2」の活動。グループ結成は2017年1月。これまで100回以上のライブや講演活動を行う。楽器はアコースティックギター2本、稲田秀樹が主にメロディーを担当、近藤英男は（ハモリ）を担当、近藤小夜子(妻)はマネージャー的存在。新型コロナウィルスの影響で活動を自粛していたが2020年秋から野外ライブ（海岸や公園等)で活動を再開する。ライブの合間には認知症の体験も語る。ライブは十分な感染防止対策を講じて実施。ヒデ２野外ライブツアー2020では、野外ライブ3回に加えてヒデ２オンライン講演会＋ライブを実施。ライブ参加者及び講演会参加者には「ヒデ2野外ツアー2020フォトブック」を進呈、発送作業は認知症当事者に依頼。ライブ演奏とSNS発信は著作権の取り扱い不要とジャスラックに確認済。
６ プロジェクトを実施することで見込まれる社会的インパクト
認知症のある人と支援者のハーモニーをぜひ聞いてほしい。認知症になって10年目を迎えても、病気が進行していても、数分前のことをおぼえていなくても、昔覚えたことは忘れない、ギターも弾ける、歌も歌える。呼吸を合わせ互いにサポートし合いながら演奏している姿は、きっと新型コロナウィルスにより不安日々を送る人たちを勇気づける。認知症の当事者や家族、専門職、市民に新しい生き方の視点を提供する。
７ プロジェクト全体の予算
音響機器関連費用
ヘッドマイク ￥12,000×２ヶ＝￥24,000
ワイヤレスギター端子 ￥16,000×２ヶ＝￥32,000
ピックアップギター設置費 ￥12,000×２ヶ＝￥24,000
ワイヤレス対応アンプ30w ￥60,000×１ヶ＝￥60,000
ブームマイクスタンド 2本 ￥9,000×２ヶ＝￥18,000
ワイヤレスマイク 2本 ￥8,000×２ヶ＝￥16,000
電源ドラム屋外用 1台 ￥6,000×１ヶ＝￥6,000
音響機器調整費 ￥20,000×１ヶ＝￥20,000
音響機器関連費用 計 ￥200,000
啓発関連費用
フォトブック製作費 ￥1,000×100冊＝￥100,000
フォトブック郵送費 ￥360×100通＝￥36,000
フォトブック発送作業謝礼（ワーキングデイわかばの認知症当事者のみなさん）
100通＝￥4,000
記録用タブレット購入費 ￥80,000×１台＝￥800,000
会場費(謝礼含） ￥20,000×１式＝￥20,000
チラシ制作印刷費（3回分） ￥20,000×3回＝￥60,000
案内チラシ郵送費（3回分） ￥82円×200通＝￥16,400
案内チラシ発送作業謝礼（ワーキングデイわかばの認知症当事者のみなさん）
200通＝\4,000
交通費（３日分） ￥3,000×3回×3人＝￥27,000
啓発関連費用 計 ￥347,400
合計 ￥547,400
８ 本基金からの助成金の希望額（最大５０万円）と使途
希望額：50万円
使途：
＊使途は7と同じ
＊自己負担金￥47,400
９ 実施スケジュール
２０２０年９月中旬 音響機器注文、楽器調整発注
２０２０年９月～２０２１年３月末までの間に野外ライブを3回＋ZOOMオンラインライブ＋講演会を実施しフォトブックを発送する
１０ 関連情報や参照URL
近藤英男（ヒデ2）掲載朝日新聞記事
ヒデ2活動記事を会報に掲載 かまくら認知症ネットワークホームページ
発送作業を行うワーキングデイわかばホームページ
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