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【E-02】じっくり相談!認知症相談支援拠点の起業( be Orange2023 応募プロジェクト)

1 応募部門
E部門(その他、認知症にやさしいまちづくりに資するプロジェクト)

2 応募主体(団体名もしくは、個人名/所属先)
・認知症フレンドリー絆や

3 プロジェクト名
・じっくり相談!認知症相談支援拠点の起業

4 解決したい課題
誰もが認知症になり得る中で、認知症に対する誤解や偏見・レッテルは根強くあり、近年、認知症本人から認知症の真実が多く語られても、未だ古い認知症観・知識が主であり、認知症に対する恐怖心や否定・拒否感が拭いきれない。そのような社会の中で、医療機関や行政機関の多くで適切な認知症の相談支援ができているとはいえず、認知症になってもどうして良いか分からず混迷している認知症本人や家族・介護者が多く存在している。

5 プロジェクトの概要
30年以上の認知症介護・支援の経験と学びを活かし、認知症本人や家族・介護者等の話をしっかりと聴き、それぞれに適切な相談・助言ができる場を、個人事業主として開業し構築します。丹野智文さんの書籍「認知症の私から見える社会」に書かれている事実と、長年認知症本人の声を聴き寄り添う診療・活動をしてこられた出雲市の高橋幸男先生の考え方を基盤に、認知症本人の心の負担の軽減と生活の安定を促し、家族や介護者等の負担軽減・生活安定が図れるよう継続して関わり促していく相談支援事業を行ないます。また、半日もしくは一日かけ、本人がやりたいことにじっくり付き添う事業、数か月から1年くらいかけ、本人と共に公的機関での手続き支援や生活していくために必要な仕事や役割構築を支援したり、近隣住民や友人知人との人間関係の再構築を図るなど、スコットランドのリンクワーカー制度のような事業も相談支援事業に続けて行なっていく予定です。

6 プロジェクトを実施することで見込まれる社会的インパクト
思うように認知症の相談が受けられなかった人や納得できなかった人の新たな受け皿ができる。じっくり話を聴くことによる、認知症本人や家族の心の負担軽減。認知症の人が家に引きこもることの減少と地域に再度参加できる可能性。認知症本人の想いや考えの表出と、認知症の誤解や偏見の減少。介護保険事業所と行政の間に入る調整役になる可能性など

7 プロジェクト全体の予算
60万~70万円

8 本基金からの助成金の希望額(最大25万円)と使途
希望額:250,000円
使用用途について:自宅改修・改装費。宣伝広告費。事務物品購入費など

9 実施スケジュール
11月30日に個人事業主登録を行い、自宅を活用した相談支援事業開始。
11月中に広告チラシを作成し、雲南地区(雲南市、飯南町、奥出雲町)の地域交流センター(コミセン)と、介護保険施設・事業所に説明し配布。雲南地区、出雲市、松江市の各ケーブルテレビに依頼して広告宣伝する。各SNSやネットサービスを活用して、準備ができ次第オンライン相談支援を開始。
起業6ヶ月後(5月頃)を目標に伴走型相談支援事業を開始

10 関連情報や参照URL
オフィシャルページ(https://unnandementiacare.wixsite.com/akira-takao
認知症フレンドリー絆や Facebookページ(https://www.facebook.com/unnan.dementia.support

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