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D-4 認知症って病気なの?Cure or Care

1 応募部門
D部門(認知症の人にやさしいまちづくりに関する調査研究)

2 応募主体(団体名もしくは、個人名/所属先)
藍野大学医療保健学科看護学部/堀智子

3 プロジェクト名
認知症って病気なの?Cure or Care

4 解決したい課題
認知症に関する医療保険従事者の意識調査を通じて、
認知症ケアに関する教育の方針を探る

5 プロジェクトの概要
厚生労働省は2015年の報告で、全国で認知症を患う人の数が2025年には700万人を超えるとの推計値を発表した。この数字は65歳以上の高齢者のうち、5人に1人が認知症に罹患する計算となる。認知症ケアについては早急的対処すべきで課題である。しかし、過去に類を見ない高齢社会の折、日本社会全体で認知症に関するケアの捉え方、あるいはケア技術、そもそも、認知症は治療すべき疾患であるか否か、あるいはひとつの老いと捉えてソフトランディングすべきであるかどうかも臨床の現場に置いて議論の分かれるところである。そこで、本研究においては、認知症に関わる次世代となる医療保健に携わる学生たちに現代段階での認知症に関する怖さなどのマイナスイメージも含めた意識調査することによって、次世代における認知症ケアに携わる人的資材における教育にあり方の一助となすものと期待できる。

6 プロジェクトを実施することで見込まれる社会的インパクト
認知症ケアを担う医療福祉分野における学生に対する意識調査を行うことで、次世代における認知症ケアに携わる人的資材における教育にあり方の一助となすものと期待できる。

7 プロジェクト全体の予算
50万円(以下詳細を記す)

8 本基金からの助成金の希望額(最大50万円)と使途
データ収集の整理のためのパソコン購入:10万円
データ収集の際のデータ保存:1万円
研究対象者に対する謝礼:1万円
研究データの整理のための文具類:8万円
研究データ集積のための旅費、および通信費:15万円
研究データ分析のための書籍購入:5万円

9 実施スケジュール
平成28年10月:倫理審査提出:提出先藍野大学倫理委員会 
平成28年2月~3月:研究データ収集(研究協力者:A大学医療保健学科の看護師過程の在籍している看護学生1年次~4年次の学生約360名)
平成29年3月:研究結果分析
平成29年4月:論文作成

10 関連情報や参照URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2006/0/2006_0_G1153/_pdf

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