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お知らせ

C-6 D-School(認知症者に優しい地域づくり担い手育成)

1 応募部門
C部門(認知症の人にやさしいまちづくりを推進するチームづくり)

2 応募主体(団体名もしくは、個人名/所属先)
特定非営利活動法人 医療と介護のボランティアさくらい

3 プロジェクト名
D-School(認知症者に優しい地域づくり担い手育成)

4 解決したい課題
実施地域は奈良県桜井市です。当市では認知症者の徘徊・通報件数が年々増加しています。歴史のある地域ですが、それゆえ認知症であることを公表しにくい特色があり、行方不明に至るまで相談されません。当事業では認知症者に優しい地域づくりの担い手を育成します。その後各地区で認知症に対するネガティブなイメージを払拭する活動に取り組んで頂き、認知症への正しい理解を各地区へきめ細かく広げます。

5 プロジェクトの概要
D-schoolは桜井市と当NPO法人の協働事業になります。
当事業は【担い手育成⇒実践報告⇒取り組みの見える化】という三つの過程を経て完了します。
D-school(認知症者に優しい地域づくり担い手育成講座)では、市民や地域の企業の方がたを対象に、桜井市内各地で認知症者に優しい地域づくりに必要なノウハウの提供を行います。そして実際に地域づくりの実践を頂き、その実践報告を市民を対象とした「さくらい支えあいフォーラム(認知症者に優しいまちづくり講演会)」で行います。その後「さくらい支えあいパンフレット(認知症者に優しい取り組み紹介冊子)」へ掲載し、取り組みを見える化します。
D-schoolは6回コースです。「医療介護の専門家による講座」と「地域づくりの専門家による講座」を開講し、最終回では市長より地域づくり担い手認定(仮:認とも さくらい)を頂きます。

6 プロジェクトを実施することで見込まれる社会的インパクト
参加対象者は市内の地域住民・企業です。
地域住民の方が認知症への正しい理解を持ち、地域づくりをしていただくことで、各地区へのきめ細かい認知症への正しい理解が広がることが期待されます。
また地域の企業では例えば、スーパーでスローレーンを設けるような取り組みが生まれることが期待されます。
地域住民や地域の企業が認知症者に優しい取り組みをすることで、認知症に対するネガティブなイメージを払拭する効果が期待されます。

7 プロジェクト全体の予算
80万円

8 本基金からの助成金の希望額(最大50万円)と使途
50万円
・D-schoolの講座資金(20万)
講師謝金費(5名の講師×2万円=10万円)
広告宣伝費(ポスター・フライヤー作成と新聞折込等10万円)
・さくらい支えあいパンフレットの作成費用(30万)
製本作成費用(10ページほどの冊子作成)

9 実施スケジュール
事業実施期間10-2月で2週に一回のペースで開講します。
前半は、桜井市内の医療・介護専門職(医師・作業療法士)による認知症の講座を開催し、認知症に対して正しく理解いただきます。後半のは帝塚山大学地域創造学科の教員によるまちづくりの講座とフィールドワークを開催し、地域づくりへの理解を深めていただきます。
1・2月に認知症者に優しい地域づくりの実践を頂き、2月に実践報告、3月にパンフレットの完成と予定しています。

10 関連情報や参照URL
http://www.carechannel.jp/service/interview/service_2936.html

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