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お知らせ

2023年度 結果発表!

be Orange(認知症まちづくり基金)2023の助成先が一般枠と学生連携枠のそれぞれで下記のプロジェクトに決定いたしました!!

採択プロジェクト

認知症まちづくり基金の助成先は次のプロジェクトです!!
◎一般枠
【A-2】・食べる、学ぶ、遊ぶ、笑う、みんなで

◎学生連携企画枠
【学生連携-1】・「やってみたい!」を応援する羊×農×建築

投票結果

一般投票:上位5プロジェクトに加点(1位 50point、2位40point、3位30point、4位20point、5位10point)。
選考委員投票:各委員、上位3プロジェクトを選び、上位から順に30、20、10point加点。
それぞれの点数を合計し、ポイントの高い上位プロジェクトを採択しました。
※学生連携枠に関しては、応募数が1プロジェクトのため認知症まちづくり基金を管理しているNPO法人認知症フレンドシップクラブ理事会で検討。点数制で100点満点とし、一般投票と選考委員投票のいずれも平均で60点以上獲得した場合に採択することになりました。

◎一般枠

プロジェクト名一般投票(ポイント数)選考委員投票合計合計
【A部門-01】全国RUN伴Tシャツプロジェクト20020
【A部門-02】食べる、学ぶ、遊ぶ、笑う、みんなで50100150
【B部門-01】認知症の人とともにいきる喫茶店40100140
【E部門-01】音楽で思いをひとつに繋ぐプロジェクト3090120
【E部門-02】じっくり相談!認知症相談支援拠点の起業104050

※選考委員投票について、各委員60pointではあるが、2位、3位該当なしがあったため、選考委員投票合計は330point

◎学生連携枠

プロジェクト名一般投票平均点選考委員投票平均点採択可否
【学生連携-01】「やってみたい!」を応援する羊×農×建築90.470

be Orange 2023 選考委員一覧

■ 井出 訓(放送大学教授/NPO法人認知症フレンドシップクラブ理事長)
■ 大石 智(北里大学医学部 精神科学 講師/北里大学病院相模原市認知症疾患医療センター長)
■ 多田 美佳(一般社団法人はるそら 代表理事)
■ 平井 正明(まほろば俱楽部代表)
■ 堀田 聰子(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科教授/ 認知症未来共創ハブ 代表)
■ 綿 寿(住友金属鉱山株式会社 総務部長)

選考委員からの応援メッセージ

【A-2】食べる、学ぶ、遊ぶ、笑う、みんなで
・皆の居場所になることが、水平な関係づくりになると思います。
・世間では認知症=何もできないと多くの方が誤解していると感じます。認知症当事者の方がカフェで働くことで、世間の偏見(勘違い)が払しょくされることを願っております。また、当事者、子どもや高齢者と幅広い世代の人が集まれる場所を作ることで、多くの方々の居場所ができ、笑顔が溢れる空間になるのではないかと感じました。
・認知症のある人が主体的に活動することができ、年齢、性の違いなどの多様性を尊重し、社会への波及効果を念頭に置いた取り組み計画が素晴らしいですね。ご発展をお祈り申し上げます。

【学生連携-1】・「やってみたい!」を応援する羊×農×建築
・学生・本人・家族と皆で取り組める機会があることが素晴らしい。応援しています(多田)
認知症の人の「やってみたい」がどこにあるのかが見えにくく感じますが、建物を建てたり羊や野菜を育てたりすることがやりたいことであるならば、お互いが生き生きと関われる場になると思います。
・認知症の方と学生のやりたいことを掛け合わせるとありますが、認知症の方のやりたいことが何なのかが見えてきません。しかし、自分たちだけではできないことに他の人の力を借りながらチャレンジする姿勢は素晴らしいと感じました。応援しています。
・認知症のある人が主体性、役割を取り戻す機会になり、多様な人々が交流することのできる貴重な取り組みになると期待しています。できれば設計、施工の段階で認知症のある人が学生と対等な関係で取り組むことも実現できたら素晴らしいです。またこうした活動が持続するためには、「お裾分け」という無料での商品提供で終わらせるのではなく、デザイン性のある広報を考えながら、全国にネット通販で販売するなど収益性のある事業に発展できたら良いと思いました。そうすることで、認知症への偏った先入観を弱める取り組みになりそうです。
・学生を中心に、いろんな分野の人、地域の人、高齢者が繋がる拠点、農山村の活性化のモデルとして活動をさらに発展していってください。
・立場を超えて「やってみたい」を形にしながら地域のつながりと活力を生み出していくアクション、楽しみです。

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