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採択プロジェクト活動報告 2020年度

be Orange2020年採択プロジェクト一覧

【01】 記憶とつなぐ、私がいる今の世界
プロジェクトの概要
私は、丹野智文さんの活動を知ることで、前向きになれました。そこで私も啓発活動をしてみようと思いました。私の得意な写真を活かして、SNSで発信できるのではないかと思い、Instagramなどで「#記憶とつなぐ」のハッシュタグで投稿を始めました。認知症の1年生である私にしか伝えることができないことや、外から見た認知症の世界ではなく、当事者から見た世界を皆さんに伝えることができたらと思っています。

SNSの利用は、認知症が他人事であった人にも目に留まるきっかけを作れると思いますし、アーカイブとして残すことができます。しかし、SNSでは届けられない人のために、フォトブックとして届けたいと思います。そして、より多くの人の目に触れることを目的に、クラウドファンディングを活用し、リターンとして、このフォトブックを図書館や認知症カフェなどに寄贈できる権を作りたいと思っています。
辞退

【02】みんなに優しいお買い物プロジェクト
プロジェクトの概要
認知症は誰もがなりうるものであり、家族や身近な人が認知症になることもあります。ここで取り組みたい買い物については、誰もが楽しい時間であります。
認知症の人本人の視点に立った「認知症バリアフリー」の推進は認知症施策推進大綱でも推進されており、お買い物を軸に考えていくプロジェクトは、認知症の人だけでなく誰にでも必要とされるものになると思います。このプロジェクトでは、最終的に、お店にスローレジを設置してもらうことですが、そこまでのプロセスを大事に考えて、行政とつなげたり、包括支援センターの協力のもと認知症サポーター養成を行うことなどで、お店のテナントの方の認知症に対する認識を変えてもらい、様々なアプローチや行うためのプロセスマニュアルの作成、全国に広がって行くために実際に始まったところをオンラインやSNSなどを使って発信していくことを行い最終的にはどこの地域でも行ってもらえるようにしたい。
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【03】 ウィッシュカードで新しい生活様式を!
プロジェクトの概要
認知症当事者やご家族、認知症サポーターが抱く困り事や楽しみとしている事、協力してほしい事を『ウィッシュカード』に綴り、パートナーにお知らせをし、一緒に叶えたいパートナーとのマッチングをサポートすることによって、パートナー同士のつながりを拡げていく活動を行っております。以前、当事者のご家族から、『若い頃には国体出場をするほどスキーが得意な当事者男性と一緒にスキーを楽しみませんか』というウィッシュが挙げられ、3名のパートナーが自身の子供も連れて参加したいと返答があり、皆で出かけました。到着すると、きびきびと準備をして、子供たちに滑走のコツを教えたり、頂上から颯爽と滑り下りて、『いやぁ風が気持ちいいね』と、ブランクを感じさせない指導力とテクニック、そして満面の笑顔を見せてくれました。また、今年度よりお仕事ウィッシュとして、地域の企業とパートナーとをマッチングする新たな取り組みも始まりました。
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【04】 らんらんカフェ ハイブリッド
プロジェクトの概要
「これまで実施していた認知症カフェを継続したかった」という気持ちが一番強いです。コロナピーク時にオンラインのみでカフェを行い、全国の方からご参加いただきました。ただ、その時は会場に生参加してくれた方々はやはりICTやスマホに慣れておらず、参加できませんでした。少しずつ収束に向かい、会場でのカフェを復活する事にしましたが、今度はこれまでオンラインで参加してくれた方々今度は参加できなくなってしまいます。そこで、「どうせやるなら一緒に!」という思いから、ハイブリッドカフェを行うことにしました。
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be Orange 認知症まちづくり基金 2020 収支報告

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