【開催レポート】 be Orange2020中間活動報告会
2020年度認知症まちづくり基金に採択された団体の中間活動報告会が、オンラインで開催されました。
同時開催された、多世代まちづくりプロジェクト2020コンペティション開催レポートはこちらをご覧ください。
•「記憶とつなぐ、私がいる今の世界」高齢者福祉施設西院
若年性認知症本人の視点で情報発信を展開中。本人の趣味である写真をInstagramやfacebookで発信、今の記憶を未来につないでいきたいをテーマに「#記憶とつなぐ」で撮りためた画像から書籍化をめざす。フォトブック制作は、画像を中心に、診断後の当事者が前向きになる本をめざして今年度中に出版予定。出版方法(自費、出版社等)を模索中、全国の図書館に届けるためにクラウドファンディングにも挑戦中。
https://www.facebook.com/atsushi.simosaka
•「ウィッシュカードで新しい生活様式を!」さがみはら認知症サポーターネットワーク
助け合いが当たり前の社会の実現に向け、助けて欲しい・助けたい気持ちをつなぎ合わせるツール「ウイッシュカード」を実践。現在は、市民全員のパートナー登録をめざしてチラシ配布やHPリニューアルにより多くの人に呼びかけている。ウイッシュは、当事者支援のみならず、活動に当事者が参加することで日当を支給するケースも出てきている。お仕事ウイッシュとして、商店街とのコラボにも展開中。
https://sagasapo.com/
•「らんらんカフェ ハイブリッド」認知症フレンドリーよこすか
ハイブリッド「らんらんカフェ」として、認知症カフェ会場にオンラインでも集えるスタイルで認知症カフェを開催中。カフェの交流は、会場には老若男女集まり、オンラインでは他県や他の認知症カフェ同士をつなぐ機会もあり、以前よりつながりが広がっている。オンラインの選択肢が増えたことで、開催スタイルに柔軟な対応が可能になった。ウイズコロナの新しいカタチを実践中。
https://www.facebook.com/dfyokosuka/
※「みんなに優しいお買い物プロジェクト」NPO法人たすけ愛京築は、都合がつかず不参加となりました。年度末に報告される、活動報告にて活動を紹介します。
採択プロジェクトの活動の最新情報は、こちらのfacebookページでご覧いただけます。
ぜひ、活動の応援をよろしくお願いします!
《 参加者の声より 》
・オンラインを活用してプロジェクトを進めていくことが可能だということが印象的でした!
・認知症患者への偏見をどうやって変えていくのかについて様々な案が聞けて、こういうアイディアもあるのかと勉強になった。
・場所の制限なく、色々な意見を聞けたところが良かったです。
・認知症や若年性認知症の方へ、働いてお金を稼ぐプロジェクト等は初めて知りました。どのプロジェクトも、できないだろうと決めつけるのではなく、何でも工夫すればできると試行錯誤されている様子が伺えて素敵だなと思いました。
・認知症のある人への理解がさらに深まることや、その人らしさの部分に着目することの出来る機会が増えれば良いと思っています。