News

お知らせ

【B-01】仲間とつながり、ともに働く場所づくり( be Orange2025 応募プロジェクト)

1 応募部門
B部門(認知症の人の雇用・働く場づくり)

2 応募主体(団体名もしくは、個人名/所属先)
・チームオレンジ「すだちハート」

3 プロジェクト名
・仲間とつながり、ともに働く場所づくり

4 解決したい課題
チームオレンジ「すだちハート」では、参加メンバーたちの「やりたいことを実現する」をモットーに活動している。参加メンバーは、男性当事者が多く、若年性認知症の方もいる。彼らのやりたいことの一つとして「仕事がしたい」という希望があった。その希望を叶えるために「働く場所づくり」に取り組んでいる。仲間と一緒に仕事をすることで気持ちが前向きになり、やりがいや生きがいにつながるような活動を継続していきたい。

5 プロジェクトの概要
・すだちハートでは、広告紙を棒状のお菓子に巻き付ける仕事を行っている。この仕事のきっかけは、すだちハートの参加メンバーが見つけてくれた。
・作業工程は、①お菓子に広告を張り付ける、②お菓子に広告を巻く、③巻いた広告を輪ゴムでとめる、④仕上がったものをきれいに袋詰めの4つ。それぞれの工程において、自分の得意なことや過去の経歴を生かした手際の良さが見られ、メンバーたちから思わず拍手が起こる。
・工程①②は比較的単調な作業だが、③の輪ゴムでとめる作業は難しい方もいる。そのため、自分ができる工程を選んでもらい、メンバー同士で手助けをしながら、その方に応じた作業ができるようにサポートをしている。
・毎月1回の作業で1本2円、1200本を仕上げて収益は2400円であり、収益は認知症啓発やメンバーの「やりたいことを実現する」ための活動費としている。
・作業の合間には、お茶を飲みながら会話も楽しんでいる。

6 プロジェクトを実施することで見込まれる社会的インパクト
・広告紙には、チームオレンジメンバーがお菓子に広告紙を巻く作業をしていることが書かれている。広告紙をみた人が「チームオレンジって何?」と興味・関心を持つきっかけとなることで認知症啓発活動の一つとなる。
・メンバーの「やりたいことを実現する」活動を他のチームオレンジに情報共有や活動交流することで、「自分たちのチームでも取り組んでみよう」と良い影響を与え、当事者が主体的に参加する活動につながる。

7 プロジェクト全体の予算
材料費5,000円
送迎などのサポーター人件費50,000円
活動場所使用料20,000円
お茶・お菓子代25,000円

8 本基金からの助成金の希望額(最大25万円)と使途
希望額:10万円
使途
作業に必要な材料費(テープ、マジック、袋)
送迎などのサポーター人件費
活動場所使用料、お茶やお菓子代

9 実施スケジュール
2025年7月から実施している。
毎月2回の活動日のうち、1回は仕事を実施しており今後も毎月継続する。

10 関連情報や参照URL
徳島市認知症フレンドリーラボのInstagram:https://www.instagram.com/dementia.friendly.labo/?hl=ja

投票はこちらから

投票期間は 11/25(火)~12/15(月)23:59 です。

認知症まちづくり基金2025 一般Web投票

RETURN TO ARCHIVES