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お知らせ

【A-02】結(ゆい)オレンジプロジェクト( be Orange2025 応募プロジェクト)

1 応募部門
A部門(認知症の人自身による活動や発信)

2 応募主体(団体名もしくは、個人名/所属先)
・空白の未来~結~

3 プロジェクト名
・結(ゆい)オレンジプロジェクト

4 解決したい課題
地域での若年性認知症を含む認知症の理解がまだ十分でなく、当事者・家族の支援サポートがつながりにくく感じられる。私たちは本人・家族の声を発信しながら、勉強会や講演会、RUN伴などを通じて地域に正しい知識と共感を広げ、支援者やサポーターの輪を増やしたい。誰もが認知症を特別なことではなく「共に生きること」として捉えられる地域づくりを目指す。

5 プロジェクトの概要
6年前、若年性認知症と診断された本人は「どうして僕ばかり」と戸惑い、先の見えない不安を抱えていた。地域では若年性認知症の理解が乏しく、家族と共に他地域のカフェやイベントに参加しながら、少しずつ仲間や支援者とのつながりを築いていった。交流を通して笑顔を取り戻した頃、体調悪化により入院、全介助の状態に。しかし本人は「動けなくても、伝えられることがある」「地元で仲間と笑いたい」と願い、デイサービスやケアマネの協力を得て『空白の未来~結~』を立ち上げた。これまでに講演会を2回、RUN伴を2回開催し、地域住民や専門職と共に、認知症の人が安心して暮らせるまちづくりを目指して活動を続けている。

6 プロジェクトを実施することで見込まれる社会的インパクト
地域で認知症を正しく理解する人が増え、専門職や地域住民、ボランティアの連携が進み、当事者や家族を支え合える環境が広がる。困りごとを共有・相談できる関係性が生まれ、地域全体の支援力が向上し、認知症の人が安心して暮らせるまちづくりにつながる。

7 プロジェクト全体の予算
①認知症講演会 10万円
②勉強会、地域連携ミーティンク(年2~4回)10万円
③RUN伴運営費 5万円
④広報費 3万円
⑤備品購入 2万円
合計30万円

8 本基金からの助成金の希望額(最大25万円)と使途
①認知症講演会 10万円
②勉強会、地域連携ミーティング(年2~4回)7万円
③RUN伴運営費 5万円
④広報費 2万円
⑤備品購入 1万円
合計25万円

9 実施スケジュール
4月に活動計画会議・専門職ミーティングを行い、年間方針と連携体制を確認。
5月・9月に勉強会を開催し、地域住民や支援者への理解を促進。
6or7月に講演会を実施し、当事者・家族の発信を広げる。
10月にRUN伴を開催し、地域交流を推進。通年で広報・啓発活動を行い、認知症の人が安心して暮らせる地域づくりを目指す。

10 関連情報や参照URL
https://www.nakasorachi.info/

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