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採択プロジェクト活動報告 2019年度

be Orange2019年採択プロジェクト一覧

【01】 みんなの居場所~あそびば~であそぼう!
プロジェクトの概要
現在、コミュニティースペース(あそびば)の運営を当事者中心に、地域の方、スタッフとで始めている。コミュニティスペースにはキッチンがあり、淹れたてのコーヒーが作れる。そこに立つのは、カフェのマスター。マスターは元々コーヒーがお好きでジャズ好きの当事者の男性である。「混みあうと、1人では大変」「誰も来ない暇な日もあるけど、もっと沢山の人が来てくれようにならんかな」と言われる。そこでまずは「チラシ作り」や「スタッフ募集」を実施。みんなが楽しめる「○○カフェ」をイベントとして開催し、「こどもカフェ」「そば打ちカフェ」「麻雀カフェ」など、当事者と考えながら、定期的に開催する。そのつながりの中から、一緒に運営してくださる協力者を集める。そして、多世代、多様な方が、それぞれの目的を持って集える、「みんなが楽しめる場所」を作る。
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【02】 認知症について語ろう!「みんなの語り場」
プロジェクトの概要
ディペックス・ジャパンは認知症の人と介護家族にインタビューを行い、その動画を「認知症の語り」というウェブサイト(https://www.dipex-j.org/dementia/)で配信している。本プロジェクトではこの動画を活用し、長南町役場福祉課、社会福祉協議会と町の認知症サポート医・上野秀樹氏の協力を得て、長南町を認知症の人が社会とのつながりを保ちつつ生き生きと暮らせるコミュニティにするための「語り場」を立ち上げる。未だに認知症を恥とする保守的な考えが根深い地域性からいきなり身近な問題について議論することは難しい。まずは上記サイトの町外の人たちの体験談映像(「語りの種」)を視聴して感想を述べあって問題意識をすり合わせ、認知症にやさしいまちづくりに向けて「小さな変革」を起こすべく、短期間・低予算で実現可能な改善策を練り上げる。成功体験により参加者の自己効力感と課題解決能力を高めていく。
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【03】 誰もが「生ききった!」と思える社会へ
プロジェクトの概要
本プロジェクトは、一人一人に寄り添った、より良い高齢者支援のあり方を明確にし、誰もが納得のいく死を迎えることのできる社会の実現を目指す。
これまで私達は、認知症にやさしいまちづくりで注目されている銀木犀の下河原忠道さん、DAYS BLG!の前田隆行さん、あおいけあの加藤忠相さんたちにインタビュー調査を行ってきた。彼らがどのように一人一人に寄り添い、その人らしい暮らしを実現しているのか。彼らの日々の実践における「工夫」や「大切にしていること」を抽出し、その共通点(パターン)を言語化していく。
パターンの作成後は、書籍化に加え、全国の介護施設でワークショップを実施することで、パターンを共通言語として広めていく。それにより、医療や介護の専門知識の有無に拘わらず、支援者達が高齢者一人一人に寄り添った支援とは何かを一緒に考え、実現していくことのできる社会を目指す。
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【04】 認知症にやさしい駅カフェ
プロジェクトの概要
◎交通セクターとタイアップし、駅を認知症カフェのホールとして屋外カフェを開催。
◎交通セクターとのワークシップを開催。
<目的・成果>
・自宅に閉じこもりがちの認知症の方やその家族を、交通機関を利用して外出を促す。
・認知症の方の交流と仲間づくり。
・「働きたい・誰かの役に立ちたい」をカフェ店員として実現。
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【05】 自然災害をともに考える
プロジェクトの概要
本プロジェクトの目的は、認知症の人や家族が災害発生時にどのようにすれば避難できるのか、それぞれの地域において、防災・減災の意識を高め、共助の関係性をどのようにつくっていくのか、講演会を開催して災害への備えに対して考える機会をつくります。
また、対話の場を継続してもうけ、予期しない自体に対峙したときに、「自分は大丈夫」という心理にならず、落ち着いて行動することができるよう一緒に考えていきたいと思っています。
私たちは、大阪を拠点に2014年より「おしゃれと癒し」をテーマに認知症になってもおしゃれを楽しみ、居心地良く過ごせる時間や空間づくりに取り組んできました。
南海トラフ地震の発生率が引き上げられ、被害状況の予測が発表されています。今度は、認知症の人が安心して暮らせるまちづくりとして、「防災・減災」をテーマに認知症の人や家族と一緒に考えていく活動にチャレンジしたいと思います。
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be Orange 認知症まちづくり基金 2019 収支報告

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